香りとハーブの寺子屋

 

NEWS

オーデコロン、ピローミスト(世界の花の香り)発売中


オーデコロンは100パーセント天然香料で、アンバーの香りをイメージするロックローズオイルやパチュリから特殊な方法で抽出したパチュリアルコール、ヒノキやスギなどの日本の香りなどを処方した「メンズ用」です。コンセプト「深い森の中に建つログキャビン。森を歩いて疲れた身体を柔らかいソファーに沈めて暖炉の炎で癒す」大切な人のプレゼントとしてお使いください。
世界の花の香りで作ったピローミストを発売しました。日本のハマナス、タスマニアのボローニア、インドのチュベローズ、中国のキンモクセイそれぞれを揃えました。おやすみ前に枕にプッシュするとやさしい花の香りで癒され、心地よい眠りにつくことができます。
お申し込みは手作りせっけんの店ツクツクの下記サイトからお願いいたします。

https://www.tsukutsuku.com/nagashimasensei.html

2022年1月の寺子屋講座

 

植物から成分を抽出する
 
植物には水に溶けやすい成分(水溶性成分)と油脂に溶けやすい成分(脂溶性成分)が存在します。水溶性成分は、熱水や低濃度のアルコール(ウオッカなど)で抽出すると効率よく抽出でき、脂溶性成分は高濃度のアルコール(無水エタノールやスピリタスなど)や油脂で抽出します。
水で脂溶性成分を抽出すること、油脂で水溶性成分を抽出することは効率が悪く、基本的には抽出できません。そのため、目的とする植物成分が水に溶けやすいか、油脂に溶けやすいかを見極めて抽出溶媒を選択することが重要です。
水溶性成分:糖類、アミノ酸・低分子ペプチド類、フェニルプロパノイド類、フラボノイド類など
脂溶性成分:テルペン類、分子の大きい脂肪酸類、油脂類、ポリケチド類など
水溶性であるか脂溶性であるかは分子の大きさ(炭素原子の多さ)と官能基(アルコール、ケトン、アルデヒドなど)の数とのバランスによって変わります。例えば、グルコース(ブドウ糖)は炭素数6・官能基6で、炭素数が少なく官能基が多いため、水によく溶けます。対照的に、β-カロテン(ニンジンやパプリカの赤い色の成分)は炭素数40・官能基0であり、炭素数が多く官能基が無いため、水には溶けません。
このように炭素数が少なく、官能基が多い成分は水に溶ける性質を持ち、炭素数が多く官能基の少ないものは水に溶けにくくなります。そのため、目的の成分の化学構造を調べることは、その成分を効率よく抽出するために必要です。

化学構造はこちらのサイトから調べることができます:https://pubchem.ncbi.nlm.nih.gov/カレンヂュラはインフュージョンオイルを作ったり、ハーブティーとして飲まれていますが、オイルで抽出したもの熱水で抽出したものは抽出される成分が全く違うことがわかります(図参照)